■古木家文書勉強会



第5回古木家文書勉強会


 ★日 時: 平成26年6月11日(水) 14:00〜16:00

 ★会 場: つきみ野学習センター 304号室

 ★テーマ: 「古木家文書に見える江戸・明治時代の下鶴間村

 ★講 師: 地域史研究家 内藤敏男

 ★参考図書:「相州高座郡下鶴間村公所 古木家文書目録二」



勉強内容

一、初めての様式水路(横浜水道)

幕末横浜開港以来、横浜村は急速に発展し外国との交易が広がる一方で、コレラな
どの伝染病や、大火災が頻発し、飲料水も不足した。また、外国船への良質な給水が
必要であった。そこで、西洋式鋳鉄水道管を相模川上流から横浜へ通すことが決ま
る。イギリスの水道設計専門家を招き、最新技術を使って水道施設が成功した。この
通過地域にあった下鶴間村では、水道道にあたる土地や伐採樹木を無償または格安
で提供などして、工事作業に多数が参加し、水道の完成へ協力した。かつての写真・
地図なども利用しながら、横浜水道を探る。


二、廻状から見た明治政府誕生

地元の古木家に残る古文書のうち、明治1年〜4年布達の廻状と請書を読み解く。そ
こから幕藩体制が崩壊し明治政府が誕生した時期に、新政権の目指した政治とはな
んだったのか、これらの触書に対する請書などから読み取れる村の対応も探る。

◇ 勉強会様子1 ◇ 

◇ 勉強会様子2 ◇ 


■下記は、勉強会で使用した資料の一部です。